2012年6月18日月曜日

抗がん剤の有効性と副作用を10倍精度で事前検査

がん治療向けの新しいDNAチップが2013年発売される予定。

鋼材加工で培った表面処理技術を転用することで、 がんの有無を調べる反応光が従来品より10倍以上鮮明に映る新しいDNA検査技術が開発された。新検査法では抗がん剤の副作用の有無なども高精度に調べられるだけでなく、チップサイズが小型化されて臨床現場で使い易くなっている。

開発した東洋鋼鈑では、 2013年を目標にがんの診断や抗がん剤の有効性・副作用の確認などに使うDNAチップ事業に参入する予定。